ヨガ歴7年、70歳からはじめたヨガライフ。

スタジオニュースカテゴリーに、本日から「メンバーインタビュー」が追加されました。
このカテゴリーでは、当スタジオに通われている会員さんにスポットをあて、YOGA・YOKAスタッフがインタビュアーとして、ヨガやご自身の経験をお伺いし、スタジオニュースの記事としてまとめています。

ヨガをはじめた理由や生活への変化、良かったこと悪かったこと等、あらゆるお話をして頂き、様々な立場を通した経験談を皆様にシェアして頂きます。

第1回の今回は、ヨガ歴約7年、70歳からスタートしたヨガライフについて、Hさんにお話をお伺い致しました。


70歳を過ぎた頃から始めたヨガ。そこにはどんな背景があるのでしょうか?
いつもはレッスンの時だけのお付き合いだったKaoが、Hさん×ヨガについて、質問させて頂きました。

不眠に対しての不安がなくなった

これまで、国立大学で仕事をしていたHさん。職場環境の変化に伴い、管理職の仕事が増え始めたころから、Hさんは眠れなくなる程のストレスやプレッシャーを感じるようになり不眠症を発症しました。また、その頃から背中も丸くなってきたように感じ、死ぬまで背筋を伸ばしたい!という気持ちができたそうです。
どうにか自力で、心身の健康を保つ方法は無いかと、模索する中で「ヨガ」「瞑想」というキーワードが浮かび、日常的に通っていた温泉センターで定期的に行われていたヨガへ参加したのが、ヨガをはじめたきっかけ。

初めてヨガに参加した時に、最後のシャバーサナで眠れた事で、不眠に対しての不安が無くなったそうです。今はYOGA・YOKAの午前中のレッスンが終わった日から、次の日の午前中までは気分が良く、普段はしない庭の手入れなどに気力がみなぎり、生活の様々な場面でヨガの効果を実感していると言います。
また、Hさんはレッスン前に必ずスタジオの周りをウォーキングされます。Hさんは、「運動の後のヨガはKaoさんが良いっ言っていたような記憶があって、それで行っています。」という理由を話してくださいました。
そう、スポーツ後のヨガは、左右非対称に使用したカラダのメンテナンスに大きく期待できる、とお伝えした事を覚えてくださっていて、実践されていたんですね。驚きと嬉しさで、心が温かくなりました!

流れに身をまかせる

「筋肉をつけたいとか、ヨガでの目標はありません。ポーズも覚える気はないんです(笑)」とニコニコした笑顔が印象的でした。その通りですよね。ヨガは競い合うものでは無いですし、綺麗なポーズだからどうの…っていう尺もありません。自分のしたいようにヨガを実践し、楽しく健康的になれれば一番いいんです。
続けてHさんは、「最近は、レッスン中に体をどう動かすか?により、ここに効いているとか、その場でも効果を感じられるという部分が面白い」とのこと。ついつい目標やポーズを成功させる事を無意識の中で行なっていたりします。「流れに身をまかせる」ということは、私たちの生活の中では忘れてしまいやすい感覚ですよね。でも、ヨガで最も大切な事は、上達する事などではなく「今を味わう事=身をまかせる」ことであって、それによってヨガの恩恵をより多く感じられるのではないでしょうか?

Hさんが理想とするこれからの人生は、好きな事や趣味を生活の中に散りばめられるように、健やかに過ごす事だそうです。

現在78歳。シュっとした背中とツヤ肌からは、78歳という年齢を全く感じられません!
Hさんが最初にヨガを始めたきっかけの「死ぬまで背筋を伸ばしていたい」というお気持ち。しっかりとキープできていますよね!

今回のインタビューでは、とっても新鮮で素敵な刺激を頂きました。これからも、Hさんとヨガをシェアできることを喜びに、さらにヨガを深めていきたいと思います!
Hさん、貴重なお話、ありがとうございました。