「マタニティ × ヨガ」お腹の中から始まるヨガライフ

当スタジオに通われている会員さんにスポットをあて、YOGA・YOKAスタッフがインタビュアーとして、ヨガやご自身の経験をお伺いする「メンバーインタビュー」。
ヨガをはじめた理由や生活への変化、良かったこと悪かったこと等、あらゆるお話をして頂き、様々な立場を通した経験談を皆様にシェアして頂きます。


第2回となる今回は、YOGA・YOKAに通い始めて7年目、いつも変わらずマイペースでヨガを行っている姿がとても魅力的な、Yさんに取材をお願いしました。
通い始めてから今日までの間に結婚、妊娠、出産を経験し、現在は女の子2人のお母さん。Yさんへインタビューをお願いしたいと申し出た時は、2人目のお子さんが臨月に入ってからでした。1人目はマタニティービクスで妊娠期を過ごし、2人目の時はいつものYOGA・YOKAのクラス(マタニティ対応)で、妊娠期を過ごされました。

今回は、ライフスタイルが異なった、それぞれの妊娠期を振り返って、ヨガの視点から色々とお話を伺います。

いつものヨガで、ポジティブな気持ちに。

一人目の時は産婦人科の意向もあり、ヨガはお休みして産院で開催されているマタニティービクスに参加していました。二人目の時は産婦人科も変わり、いつも通り、自分の意思でヨガの練習を続けました。1人目の時と比べて、妊娠中の体がとても軽かった記憶が残っています。だから本当によく動けました。なので気持ちもポジティブでいれたし、妊娠中でも色々な事にチャレンジできました。

レッスンでは、体に変化があった時は休むよう言われていたんですが、気持ちよく体は動かせましたし、妊娠中にやってはいけないポーズの指導もあり、妊娠前から一緒にヨガをしている周りの方も変わらなかったので、不安なく楽しめました。
胎動も、よく感じることができました。レッスン最後のシャバーサナでは、グルングルンと本当によく赤ちゃんがお腹の中で動きました。今思うと、1人目の時は、最初の妊娠ということもあったのですが、いつも不安な気持ちで過ごしていたので、今回、妊娠中にポジティブな気持ちでいれたのは、ヨガのお陰かな〜と思います。

出産後2ヶ月半たった現在は、前回よりも体の回復が早く、すでにいつも通りの生活をしています。ヨガも2ヶ月で復帰し、2回目のレッスンで早速シルシャーサナ(頭立ちのポーズ)にチャレンジし、妊娠前と変わらず成功した時は嬉しかったです。生まれてきた子は、本当によく寝ます。ほっといたら寝ちゃう(笑)
上の子は、With child(子供連れOKのクラス)から、一緒にレッスンに参加していましたが、4歳になった今も先生の歌っていた曲のマントラのCDを自分から聴いてます。お家でもヨガのポーズをしますよ。下の子も子守唄代わりにマントラを聴いています。

お腹にいるときから、ヨガの恩恵は受けられる。

ヨガは大昔、男性が苦行として行っていた事なので、女性特有の時期に関しては文献が残っていません。でも、いつの時もヨガは私たちが幸せになるために、自分と向き合うきっかけを与えてくれます。赤ちゃんが泣く事が少なく、穏やかでいれるという事は、お腹にいた時のお母さんの安定した心身の状態(胎教)が、赤ちゃんへの愛情と穏やかな時間となり、産まれてからも不安の少ない環境へ繋がっているのかな、と感じさせます。私たち「人間」は、母親のお腹の中で誕生した時から、ヨガの恩恵を受けられるのかもしれません。

人生の変化の中で、ヨガがいつも変わらず生活の一部としてそこに在り続け、欠かせないものとなっている事は、私たちYOGA・YOKAの大きな願いの1つです。Yさんの中で、それが現実となっている事は、とても嬉しく、これからもYさんを始めとした生徒さんの、当たり前の毎日に自然とヨガが在る事をサポートしていきたいと思っています。

当スタジオでは、妊娠前からYOGA・YOKAでヨガをしている方のみ対象で、通常クラスでもマタニティー対応をしています。かかりつけのお医者さんの承諾の上、ご参加いただく事が可能です。遠慮なくご相談ください。

Yさん、たくさんの貴重なお話、ありがとうございました!